2010.11.29pickup01

山門の再建工事始まる 味方町の宝住寺

山門の再建

25日には山門の棟上げが行われた(味方町で)

 本堂などの改築に伴って解体されていた山門の再建工事がこのほど、味方町の臨済宗宝住寺(河野義方住職)で始まった。山門が建立されることによって、同寺で平成2年から進められてきた「平成の大改修」事業は完了する。

 同寺では本堂や庫裏、客殿の改築、駐車場や参道の整備といった数々の工事が順次、行われてきた。工事の障害になるため、ケヤキ材を使った山門は解体され、保管されてきた。

 解体した部材を調べると、山門が約170年前の天保13年(1842)に延村の棟梁(とうりょう)らによって建てられたことが新たに分かった。

 山門の部材には傷みがひどく、再利用できない部分もあったが、ほとんど従来の部材をそのまま使って再建することになった。また、山門に通じる新たな参道の石段も整備。石材は以前の参道に使用されていたものを〝リユース〟した。

 河野住職は「先代住職の義海和尚(故人)と2代にわたって行ってきた『平成の大改修』が最終段階を迎え、感慨深い」と話していた。

 山門の落慶法要は来年4月に、義海和尚の七回忌と合わせて執り行われる予定。



2010.11.29pickup02

災害時の避難所に福祉施設を活用!

市と4団体が協定結ぶ

協定

福祉避難所の設置運営の協定を結び、山崎市長(中央)と手を取り合う福祉団体の代表者たち=市役所市長応接室で

 市は災害発生時に「市災害時要援護者」らの避難場所に福祉施設を活用できるよう24日、市内で福祉施設を運営する4団体と「福祉避難所の設置運営に関する協定」を結んだ。

 市災害時要援護者とは、市の「災害時要援護支援台帳」に登録している介助が必要な高齢者や障害者らで、575人いる。市が指定する福祉避難所は、これまで青野町の市保健福祉センターだけだった。

 市役所市長応接室で行われた協定の締結式には社会福祉法人の松寿苑と京都聴覚言語障害者福祉協会「いこいの村聴覚言語障害センター」、丹の国福祉会、医療法人・社団恵心会の各代表者が出席し、山崎善也市長と締結書を交わした。

 協定締結によって4団体が運営する計6カ所の施設が福祉避難所に加わった。福祉避難所で行う支援活動は、主に要援護者の受け入れと、災害時に福祉施設が被害に遭った場合にその施設の入所者を別の施設で受け入れるというもの。

 管理運営については看護師や介護員、指導員、ボランティアなどの介護支援者を配置し、避難した人たちの日常生活の支援をするとともに、状況の急変に対応できる態勢の確保などが定められている。

 締結した4団体を代表してあいさつした「いこいの村聴覚言語障害センター」の柴田浩志所長は「災害の時だけ支援態勢を設けても機能しない。平時から備えることが、いざという時に有効だ」と述べた。



2010.11.26pickup01

「住民の誇り、大きな意義」

冊子「上林七里野」

発刊祝賀会で山崎市長が強調

上林七里野

祝賀会で冊子作りに込めた思いを披れきし、感謝の言葉を述べる四方連長(睦寄町で)

 7里(28キロ)に及ぶ上林川流域の4地区の歴史や文化、伝統などを現地調査や撮影して書き上げ9月に出版された冊子「上林七里野」の発刊祝賀会が24日夜、睦寄町の市二王公園管理棟で行政や政治、自治会関係の代表ら約50人が集って開かれた。

 主催したのは奥・中・口上林と山家の4地区自治会連合会でつくる市東部開発協議会(会長=川端勇夫・口上林地区連長)。川端会長の挨拶と熊内輝夫・奥上林地区連長の経過報告に続いて、冊子作りに功労のあった四方英夫・中上林地区連長(執筆)と引原英夫さん(写真)、竹市直彦・自然堂社長(デザインなど)に感謝状が贈られた。

 西村之宏・市観光協会会長とともに来賓祝辞を述べた山崎善也市長は「この本は上林川流域に生きる人々の誇りとなり、精神的な支えを見直すことにつながるという大きな意義がある」と強調。

 感謝状受賞者を代表して四方連長は「作るからには流域住民に愛郷の念を深めてもらえる内容にしなければと工夫を凝らした。エネルギーを使ったが、チームワークが良かったことに感謝したい」と謝辞を披露した。

 「上林七里野」はB6判181ページ(定価税込み1500円)。まだ少し残部があり、奥・中・口上林公民館とあやべ観光案内所で販売している。



2010.11.26pickup02

強盗対策の訓練実施

綾部署が歳末控えコンビニで

強盗対策の訓練

コンビニエンスストアで行われた模擬強盗訓練(西町3丁目で)

 綾部署は25日、西町3丁目のコンビニエンスストア「ローソン綾部西町店」(田辺学店長)で模擬強盗訓練を行った。

 強盗事件が多くなる年末を控え、警察署の初動捜査態勢やコンビニ側の意識を強化するのが狙い。

 訓練は2人組の強盗のうち、一人が店内に押し入り、レジから現金を奪って、もう一人が運転する車に乗って逃走するという想定で行われた。

 強盗に対応した同店の店員、北村知之さんは「訓練と分かっていても、大きな声を出され驚いた。自分が思っていたよりも、犯人の服装などを覚えておらず、もしもの時にはもっともっと冷静にならなければと自覚できた」と訓練の感想を話していた。

 その後、店員らは同署の署員からカラーボールの投げ方などの防犯対策に関する指導も受けた。



2010.11.24pickup01

認知症への理解深めよう!

綾部地区5ブロック 合同学習会開く

合同学習会

学習会では認知症の人への対応方法が寸劇でも紹介された(中ノ町2丁目で)

 綾部地区自治会連合会5ブロック(中ノ町、西新町、本町5・6丁目、広小路、新広小路の5自治会) は19日夜、中ノ町公会堂で「認知症学習会」 を開催した。

 認知症について正しい知識を身に付け、認知症の人と家族を支える地域づくりの推進を目的に、綾部市内でも「認知症サポーター養成講座」が各地で行われている。同講座の受講者数は3300人を超えた。

 市街地の中心部にある5ブロックでは、より多くの人に受講してもらおうと、合同で開催することになった。学習会には約50人が参加した。

 講師を務めた市社協の山下宣和さんは、認知症が病変によって記憶や理解、計算といった脳の機能が低下する「病気」であることを説明。徘徊(はいかい)や妄想といった症状は、不安や孤独、心身のストレスなどの他の要因によって引き起こされるとした。

 また、市社協の職員らが寸劇を通して認知症の人への対応の仕方を紹介。山下さんは対応の心得として、「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」の3点が大切と述べた。

 講座のあと、出席者からは認知症を発症しているかどうかの判断方法についての質問も出ていた。



2010.11.24pickup02

26日から「12月市会」

 市議会の議会運営委員会はこのほど、12月定例会の会期を26日から12月17日までの22日間にすることを決めた。本会議の一般質問は12月7日と8日、9日の3日間。

 12月市会の日程予定は次の通り。

 26日=本会議(議案上程)、常任委員会(総務教育建設)▽29日=議会運営委員会▽30日=本会議(採決=給与関係)▽12月7日=本会議(一般質問)▽8日=同(同)、議会運営委員会▽9日=本会議(一般質問)▽10日=予算決算委員会(総括質疑)▽13日=常任委員会(総務教育建設)▽14日=同(産業厚生環境)▽15日=予算決算委員会▽16日=議会運営委員会▽17日=本会議(採決)



2010.11.22pickup01

新酒の仕込みが最盛期に

味方町の若宮酒造

新酒の仕込み

米の蒸し上がり具合をチェックする蔵人(味方町で)

 味方町の若宮酒造(木内敏雄社長)で、新酒の仕込みが最盛期を迎えている。新酒は12月中旬に店頭に並ぶ予定で、年末年始の贈答用として重宝されているという。

 今季の日本酒の仕込みは10月下旬から始まった。米の出来は数量的には例年と変わらなかったが、春の低温と夏の猛暑の影響がないとは言えない状態だという。

 仕込みは、兵庫県新温泉町の但馬杜氏(とうじ)、尾崎和博さん(74)を中心に蔵人(くらんど)6人で行っている。来年3月までに1200キロ分の米が仕込める樽(たる)、18本に酒を仕込む予定。年内にはこの3分の1に当たる6本分の仕込みを終える予定。

 仕込みはまず、精米した酒米を洗って蒸し上げ、これに麹(こうじ)と水を混ぜて酒母を造る。続いて3段階にわたって仕込みを繰り返してもろみを完成させたあと、じっくりと発酵させる。吟醸酒が出来るまでには、多くの手間と1カ月余りの時間がかかるという。



2010.11.22pickup02

米粉を使った料理の紹介も

JA「生活教室フェスタ」開催

生活教室フェスタ

米粉を使った料理を試食する会員ら(里町で)

 JA京都にのくに女性部(梅垣貞子部長)はこのほど、里町の市中央公民館で「生活教室フェスタ」を開いた。会場には各支部の生活教室で製作された手芸や小物などの作品が展示され、農産加工品のコンテストが行われたほか、米粉を使ったアイデア料理も紹介された。

 綾部と福知山、舞鶴の3ブロックの女性部会員の発表と交流の場になっている同フェスタは2年ごとに開催されている。今回は約250人が参加した。

 開会式では梅垣部長と仲道俊博組合長のあいさつのあと、農産加工品コンテストに出品された11点について出品者がステージに上がり、それぞれプレゼンテーションをした。

 別室でコンテストの審査が行われている間、出席者たちは会員が米粉を食材に考案した料理を試食。クッキーやスープ、パンといったオリジナル料理を味わった。

 コンテストの審査の結果、最優秀賞には綾部の特産品である栗と小豆を使った「秋の彩り羊かん」と、京の伝統野菜の万願寺甘とうを使った「ソフト煮」の2点が選ばれた。



2010.11.19pickup01

大本で「綾部もみじまつり」

夜はライトアップ 21日まで

綾部もみじまつり

18日夜の試験点灯で浮かび上がる大本神苑のモミジ(本宮町で)

 「今年はモミジの色付きが良い」という声も聞こえる中、19日夜から3日間、本宮町の大本神苑では3回目となる「綾部もみじまつり」(同まつり実行委など主催)が開催される。美しく紅葉したモミジと神苑の佇(たたず)まいが見事な景観を作り出しているのに加え、様々なイベントも用意されており、市民の来場を広く呼びかけている。

 市商業活性化にぎわいづくり推進事業の一環で、初日は日没から、20と21日は午前10時~午後9時に開催される。午前10時~午後4時に野点(のだて)(有料)があるほか、木の花庵やみろく殿前では「もみじ音楽祭」と題した無料の演奏会が午前10時からと正午、午後2時、同4時から約30分間、行われる。

 夜間ライトアップは日没からで、竹で作られた行灯(あんどん)が足元を照らすほか、モミジに彩られた神苑内がライトアップされた光で幻想的に映し出される。

 このほか、特産品などの模擬店やチャリティーバザーが20、21の両日、午前10時から始まる。また、大本通でも期間中の日没から午後9時ごろまで、行灯が彩りを添える。

 綾部もみじまつりに関する問い合わせは実行委事務局の綾部商工会議所(電話42・0701)へ。



2010.11.19pickup02

早期改良へ要望書

府道広野綾部線改良促進協議会

府道広野綾部線改良促進協議会

川上所長に要望書を手渡す片山会長(右)=川糸町で

 府道広野綾部線改良促進協議会(片山博憲会長)の役員らが17日、川糸町の府中丹東土木事務所を訪れ、全区間の早期改良を求める要望書を川上愼二所長に提出した。

 船井郡京丹波町の広野区と綾部市の市街地を結ぶ同府道は昭和43年度以降、改良工事が進められてきた。現在は広野区で橋の建設が行われている。

 一方、未改良となっている野田町のJR山陰線野田踏切から以西部分に関して府は今年度、接続道路について検討するための予算を計上。沿線住民らで組織する同協議会は、府へ改良計画の具現化を強く要望することにした。

 この日、佐々木幹夫府議とともに同土木事務所を訪れた役員からは、検討状況について質問も出ていた。



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