2010.11.26pickup01

「住民の誇り、大きな意義」

冊子「上林七里野」

発刊祝賀会で山崎市長が強調

上林七里野

祝賀会で冊子作りに込めた思いを披れきし、感謝の言葉を述べる四方連長(睦寄町で)

 7里(28キロ)に及ぶ上林川流域の4地区の歴史や文化、伝統などを現地調査や撮影して書き上げ9月に出版された冊子「上林七里野」の発刊祝賀会が24日夜、睦寄町の市二王公園管理棟で行政や政治、自治会関係の代表ら約50人が集って開かれた。

 主催したのは奥・中・口上林と山家の4地区自治会連合会でつくる市東部開発協議会(会長=川端勇夫・口上林地区連長)。川端会長の挨拶と熊内輝夫・奥上林地区連長の経過報告に続いて、冊子作りに功労のあった四方英夫・中上林地区連長(執筆)と引原英夫さん(写真)、竹市直彦・自然堂社長(デザインなど)に感謝状が贈られた。

 西村之宏・市観光協会会長とともに来賓祝辞を述べた山崎善也市長は「この本は上林川流域に生きる人々の誇りとなり、精神的な支えを見直すことにつながるという大きな意義がある」と強調。

 感謝状受賞者を代表して四方連長は「作るからには流域住民に愛郷の念を深めてもらえる内容にしなければと工夫を凝らした。エネルギーを使ったが、チームワークが良かったことに感謝したい」と謝辞を披露した。

 「上林七里野」はB6判181ページ(定価税込み1500円)。まだ少し残部があり、奥・中・口上林公民館とあやべ観光案内所で販売している。

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