2011.04.29pickup01

定住人口増加を加速

新設の住宅資金融資斡旋制度

京都北都信金が300万円まで融資

市の債務保証は全国でも珍しい

住宅資金融資斡旋制度

契約締結後に握手をする山崎市長(左)と京都北都信金の細見理事長=市役所まちづくりセンターで

 市と京都北都信用金庫(本店・宮津市、細見壽彦理事長)は28日、一世帯当たり300万円を上限に融資斡旋(あっせん)をする「綾部市UIターン者住宅取得等資金融資あっせん制度」の契約締結式を市役所まちづくりセンターで行った。借り主からの返済が滞った場合は市が債務保証をする全国でも珍しい試み。田舎暮らし希望者を資金面で支援し、定住人口増加を加速させる。

 若い世代の定住希望者は、生活資金を確保する中で空き家の購入や改修費に充てられる資金が少ないことなどが課題だった。そこで、市は農村住宅に定住希望する若い世代が利用しやすい融資制度の創設について昨年、同信金と協議。同信金にとっても地域貢献につながると判断し、金利などの条件面が整い、実現することとなった。

 融資は市に定住(定住後3年以内)、または定住しようとする若い世代(申し込み時の年齢が20歳以上55歳未満)で、居住目的で空き家の取得や増改築、修繕などを行う場合が対象。利率は変動金利型(今年度は1・1%)、償還期間は10年とした。

 市は今年度当初予算に1200万円(4世帯分)の債務負担行為を設定。市は債務保証をするが、借り主との間には連帯保証人1人を付ける条件を設けている。審査は市と同信金がともに行う。

 市内には380戸の空き家があり、定住希望者は定住サポート総合窓口に約600人が登録している。今年度からは空き家を提供してもらえるよう、オーナーと交渉する人員も配置した。

 定住者の実績は20年度からの3年間で48世帯(117人)あり、今年度は20世帯を目標としている。問い合わせは市定住促進課(電話42・3280代表)へ。



2011.04.29pickup02

「由良川花壇展」開幕

初日は「丹の国まつり」と合同開会式

由良川花壇展

市環境市民会議による特設花壇(29日午前9時半頃、青野町で)

 黄金週間の恒例イベントとなる「あやべ由良川花壇展」(市みどり公社主催)が、29日から青野町の由良川花庭園で始まった。初日は、午前9時から「あやべ丹の国まつり」(同まつり実行委員会主催)との合同開会式が行われた。

 花壇展は今年で18回目。5月3日までの開催期間中には花苗や園芸品などの販売コーナーも設けられる。5月1日にはクラシックカーの展示や、正午から「花と緑の○×クイズ」もある。開催時間は午前9時~午後4時。

 今回の花壇展の出展数は72点。特設・委嘱花壇6点を除く66点を対象にした花壇コンクールの審査結果は次の通り。

 【最優秀】市長賞=ひらの・PEDAL【優秀】市議会議長賞=NPO法人どんぐりの家▽府中丹広域振興局長賞=野いちご▽綾部商工会議所会頭賞=手作りサークルAya▽市自治会連合会会長賞=中筋地区(鳥ケ坪自治会)、奥上林地区自治会連合会▽市教育長賞=綾部中学校▽市環境市民会議会長賞=中筋幼児園【奨励賞】市みどり公社理事長賞=市森林組合、東八田地区自治会連合会、ケアハウス・ウォーターヒルズ松寿、せんだん苑保育園、綾部小学校

 花壇作品は6月中旬まで現地に展示される。



2011.04.27pickup01

新運営委員長に高本さん

ボランティア総合センターが総会

ボランティア総合センター

出席者らに紹介される新役員。右端が高本運営委員長(市役所委員会室で)

 あやべボランティア総合センターの定期総会が25日、市役所委員会室で開かれ、今後10年間の活動指針として策定した「基本計画」に基づいた事業を実施することなどを決めた。

 また、同センターの事務局スタッフ2人が27日以降、東日本大震災の被災地を訪問。綾部市における災害ボランティア活動の支援に向けた取り組みに関し、現地での経験を生かすことにしている。

 役員改選では、平成13年度の同センター設立時から運営委員長を務めていた村上治男さんが退任。新運営委員長に高本克男さん(日本ユニセフ協会京都綾部友の会)が就いた。

 運営委員長を除く役員は次のみなさん。任期は2年。

 運営副委員長=前田道子、山本正夫▽運営委員=石田富夫、泉朝子、鎌田芙美子、黒田小枝子、塩見清子、森本富貴子、山口陽祐▽監事=大槻淑美、四方和佳子▽事務局長=田中克典▽事務局次長=大槻秋夫



2011.04.27pickup02

綾部の環境保全、我々の使命

市環境市民会議が総会

市環境市民会議

あいさつを述べる髙澤会長(宮代町で)

 市環境市民会議(髙澤弘明会長)の平成23年度総会が23日、宮代町の市林業センターで会員ら50人余りが出席して開催された。

 髙澤会長はあいさつの中で、市が策定した第5次市総合計画にふれ、「要約すると『里山田園都市』『歴史と文化の町』『ものづくりの町』を目指すものだと思う。一緒になって綾部の環境保全をしていくことが我々の使命」と述べた。

 更に、髙澤会長は「会員が市民に働きかけをすることと、自主的に活動することがポイントとなる。ゆったりと安らぎのある町にしていくために、ご支援ご協力を」と呼びかけた。

 総会後、会員らは青野町の由良川花庭園に移動。「あやべ由良川花壇展」のメーン花壇の植栽に取り組む予定だったが、雨脚が強くなったことから25日に作業を延期した。



2011.04.25pickup01

「時代と状況に適応し進化を」

綾部商工会議所青年部が総会

綾部商工会議所青年部

壇上に勢ぞろいした今年度役員と新入会員ら(味方町で)

 綾部商工会議所青年部(四方勝彦会長)の今年度定時総会と懇親会が22日、多くの来賓やOB会員らを招いて味方町の「京 綾部ホテル」で盛大に催された。

 あいさつに立った四方会長は、ダーウィンの種の起源を例に挙げ、「強い者や賢い者が生き残るのではなく、最も変化に敏感なものが生き残るということ。いかに時代と状況に適応し、進化できるのかということが私たちに求められる最も必要な能力だ」と、今年度にかける決意を述べた。

 四方会長を除く青年部の新年度役員は次のみなさん。◎は委員長、○は副委員長。

 直前会長=新庄弘章▽副会長=山下敬史、四方裕士▽監事=齊藤直樹、福田大介▽総務・渉外委員会=◎大槻誠○坂田勇起○坪内保孝▽経営・研修委員会=◎四方克弘○藤田農○坪内保孝▽情報・発信委員会=◎西村直樹○加藤功二○堀井賢一▽会員・交流委員会=◎川端満○河田択美○四方力



2011.04.25pickup02

綾部の「1番」を教えて!

市が6月30日まで募集

 市は、市内の1番を綾部の魅力や特長としてPRするため、市内のオンリーワン(唯一)やナンバーワン(1位)、ファースト(最初)の情報を6月30日まで募集している。

 綾部のPRにつながる1番のもの(客観的に認定できるものに限る)で、範囲は市内で1番から世界で1番まで幅広く受け付ける。寄せられた情報は精査した上で出版物やホームページなどで積極的に紹介する。

 応募は、所定の用紙に1番の内容説明や根拠が分かる資料を添えて市秘書広報課(電話42・3280代表)へ。用紙は市の広報誌4月号のお知らせ版とホームページに掲載している。



2011.04.22pickup01

関電の原発安全対策ただす

市議会総務教育建設委 参考人制度を初活用

市議会総務教育建設委

関西電力から震災関連の対応について説明があった市議会の総務教育建設委員会(市役所第1委員会室で)

 市議会の総務教育建設委員会(吉崎久委員長)は20日、市役所第1委員会室で東日本大震災に関連した原発への対応について関西電力に説明を求めた。市議会は今回、外部から参考人として出席を求める参考人制度を初めて活用した。

 関電側は、福井県高浜町などに立地する原発に対しての安全対策を説明した。説明によると、新たに電源車22台を配備したことなどを述べ、今年度中にほとんどの対策が完了する方向だとしている。

 市議からは、原発の老朽化対策や市民への情報発信などについて質問があった。

 それに対して関電側は、腐食している配管をステンレス製に交換していることや、非破壊検査を徹底して行っていることなどを述べた。また、空気中の放射線を監視するモニタリング設備の増強も前向きに検討していると説明した。



2011.04.22pickup02

被災地の子らに本を!

綾部中PTAが市民に提供呼びかけ

 被災地の子どもたちに本を! 綾部中学校PTA(荒賀誠会長)は東日本大震災の被災地支援として絵本や児童書などを贈る活動を20日から始めた。同PTAは子どもが読み終えた本の提供を広く市民に呼びかけている。

 子どもを持つ親として同PTAは、地震や津波によって何もかも失った子どもたちに読書を通して心を和らげ、将来への希望を抱いてほしいと願い、「WE CAN DO~わたしたちにできること~」活動として本を贈ることを決めた。

 提供を求めている本は絵本と児童書、文庫。破れたり、汚れがひどかったり、書き込みや落丁があるといったものは「ご遠慮願いたい」としている。漫画や雑誌は一切受け付けない。

 本は今月28日まで(土・日曜を除く)、宮代町の同校のほか、井倉町の日東精工本社と大島町の山崎モータースで受け付ける。集まった本は30日に取次ルートを通して現地へ届けられる。



2011.04.20pickup01

「以久田野農道」開通

豊里町―栗町間1770㍍

18年の歳月と事業費11億円で

以久田野農道

開通した以久田野農道(栗町で)

 豊里町の府道綾部大江宮津線と栗町の丘陵地にある市道大野線とを結ぶ「以久田野農道」が、このほど開通した。同農道の整備には、18年の歳月と約11億円の事業費を要した。開通に伴い、豊里地区の拠点施設である市豊里コミュニティセンターなどへの同地区の西部地域からのアクセスが便利になった。

 以久田野農道の整備は、「府営一般農道整備事業」として府が平成5年度から着手した。当初は豊里町から有岡町までの4620㍍を整備する予定だった。その後、15年度に事業計画が見直され、区間が豊里町―栗町間の1770㍍、車道幅員が6・5㍍から6㍍に変更された。

 完成した農道の全幅は9・25㍍で、片側に幅員2㍍の歩道も設けられている。総事業費は11億57万円で、負担割合は国が50%、府と市がそれぞれ25%。

 17日に市主催で行われた開通式には、木村学・府中丹広域振興局長や木下芳信・市議会議長、佐々木幹夫府議、清水忠雄・豊里地区自治会連合会会長ら来賓も出席。山崎善也市長のあいさつや来賓祝辞のあと、テープカットに続き、通り初めも行われた。

 同農道の開通に伴い、府道との交差点には信号機も設置された。



2011.04.20pickup02

念願だった独自の施設

「醤油作業棟」が完成

物部町 あやべ作業所に

醤油作業棟

しゅん工式で、くす玉を割る出席者たち(物部町で)

 社会福祉法人綾部福祉会(大槻弘和理事長)は19日、物部町のあやべ作業所敷地内に完成した「醤油(しょうゆ)作業棟」のしゅん工式を行った。青野町から移転したもので、作業棟での製造は今月下旬から始める。これまで旧京都醤油から無償で施設を借り受けていたが、同作業所は「念願の独自施設が完成した。腰を据えて更に販路拡大に努めたい」と意気込んでいる。

 平成12年4月、醤油事業の閉鎖を検討していた旧京都醤油の井平清さん(故人)が同作業所を訪問。「作業所のような所なら醤油製造の仕事ができるのでは。少しでもみなさんの力になればと思っています」と打診があった。

 この言葉を受けて検討した結果、同作業所と綾部共同作業所、社会復帰作業所「ともの家」で醤油事業部を設置。同年12月から事業をスタートさせた。16年4月からは綾部福祉会で事業運営することになり、製造はあやべ作業所が担当している。

 完成した作業棟は鉄骨造2階建て延べ211平方㍍で、瓶詰めや火入れなど各工程のスペースを確保した。これまで仕事をする通所者は朝と昼の2回、同作業所と青野町を往復していたために時間的ロスが生じていた。今後はこの課題も解消し、作業効率が高まる。総事業費は2743万円で、このうち府から1千万円の補助を受けた。

 事業スタートから10年間の年間売り上げは350万円~370万円で推移。昨秋には念願の新商品「すだちぽんず」「だし醤油」の販売を始めた。今秋には「ゆずぽんず」を投入する予定で、今年度は400万円の売り上げを目指す。今後はインターネット販売や地域を回っての車両販売などを考えている。

 この日の式典で大槻理事長は「本部の敷地内に醤油作業棟が完成したことで53人の仲間がこの場所で一緒に仕事ができるようになった。夏と冬のボーナスが出るように頑張りましょう」とあいさつした。このあと、作業棟の完成までのスライド上映などもあり、出席者全員で施設の完成を祝った。



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