被災地の子らに本を!
綾部中PTAが市民に提供呼びかけ
被災地の子どもたちに本を! 綾部中学校PTA(荒賀誠会長)は東日本大震災の被災地支援として絵本や児童書などを贈る活動を20日から始めた。同PTAは子どもが読み終えた本の提供を広く市民に呼びかけている。
子どもを持つ親として同PTAは、地震や津波によって何もかも失った子どもたちに読書を通して心を和らげ、将来への希望を抱いてほしいと願い、「WE CAN DO~わたしたちにできること~」活動として本を贈ることを決めた。
提供を求めている本は絵本と児童書、文庫。破れたり、汚れがひどかったり、書き込みや落丁があるといったものは「ご遠慮願いたい」としている。漫画や雑誌は一切受け付けない。
本は今月28日まで(土・日曜を除く)、宮代町の同校のほか、井倉町の日東精工本社と大島町の山崎モータースで受け付ける。集まった本は30日に取次ルートを通して現地へ届けられる。