国道27号改修進める
味方町の両側に幅3.5メートルの自歩道
来年2月15日まで 平日昼間は片側通行
国土交通省福知山河川国道事務所は今月18日から来年2月15日まで、味方町内の国道27号の一部を片側通行にしている。時間は午前9時~午後5時で、土・日曜、祝日は交通規制を解除する。
交通規制をしているのは、味方交差点から約150メートル北側。10月中は上り車線を規制するが、11月からは下り車線が規制される。
この規制は「味方地区自歩道整備事業」の一環として行っている。同事業は延長2キロにわたって国道の両側に歩行者と自転車が通れる歩道を設置する工事で、今回はこのうち470メートル区間に自歩道を設置する。
この工事により、これまで全幅7・5メートルだった工事区間の幅員が15メートルと倍になり、道路の両側にそれぞれ幅員3・5メートルの自歩道が設けられる。
同事務所はこのほか、同国道沿い3カ所で道路改良事業を進めている。これらの工事は味方町から戸奈瀬町にかけての延長7・6キロを事業区間とする「平林~戸奈瀬地区自歩道整備事業」、下八田町の一部の500メートルを事業区間とする「下八田地区自歩道整備事業」、同町の陸橋近くの交差点を改良する「下八田陸橋下交差点改良事業」。
このうち、平林~戸奈瀬地区自歩道整備事業は今年度内に測量、地質調査を行う予定で、これが終わり次第、詳細設計に取り掛かることにしている。
下八田地区自歩道整備事業は一部を除いて用地買収を終えており、買収を終えた地点の工事は今年度内に発注する予定だという。
下八田陸橋下交差点改良事業は、交差点近くに商業施設があり、出入りの際に事故が発生することがあったため改良する。具体的にはレーンの増設などをする予定で現在、用地買収を進めている段階だという。