第5次総合計画を諮問
市が市振興計画審議会に
今年度末で終了する第4次市総合計画に代わる市の第5次総合計画の策定を進めている市は13日、宮代町の市林業センターで諮問機関である市振興計画審議会を立ち上げ、第5次総合計画について諮問した。
同審議会は各種団体の代表や一般公募の市民、有識者など45人で構成。3部会に分かれ、同総合計画について話し合う。今後、12月中旬までに数回の部会を開き、来年1月中旬に答申を取りまとめる予定。
審議会では市シルバー人材センター理事長の松本哲郎さんを会長、市自治会連合会会長の川端勇夫さんと府女性の船綾部支部支部長の前田禮子さんを会長職務代行にそれぞれ選んだあと、山崎善也市長が松本会長に同計画について諮問。その後、部会編成などについて話し合った。
審議会の会合に引き続き、市が日本政策投資銀行に依頼していた「地域づくり健康診断」と結果を同銀行地域振興グループの大西達也参事役が報告。
その中で大西参事役は、綾部市は近隣市町に比べて小売販売額が伸びていることや、Uターンで定着する若者の比率が多いことを挙げ、「悲観すべきではなく、この事実を将来にどうやってつなげていくかが大切」と述べた。