「水源の里」で生活体験 立命大生
睦寄町の古屋地区に10日から14日までの5日間、立命館大学文学部の3回生9人が滞在し、地元の民家に寝泊りしながら「水源の里」の暮らしを体験した。
学生らは観光について学んでおり、今回の来綾は実際に水源の里で生活し、観光資源として活用できる何かがないか報告書にまとめるのが目的。
学生らは、12日までに農業体験やトチの実拾いなどを体験。13日は古屋公民館内の加工場で「栃の実せんべい」と「栃の実あられ」の製造を手伝った。
参加した学生の一人は「携帯電話の電波がつながらなかったことに驚いた。観光資源を見つけるために来たが、生活を体験してみると、観光地化しない方がいいかもしれないと思うようになった」と話していた。報告書は年内にまとめる予定。