目立った学生の姿
あやべ就職フェア
20社参加、135人来場
市やハローワーク綾部、綾部商工会議所などで構成するあやべ就職フェア連絡会議は18日、西町1丁目のI・Tビルで恒例のあやべ就職フェアを開催した。
同フェアは効率的に就職活動や情報収集が出来る機会を設け、企業の人材確保や求職活動に役立ててもらうことを目的に毎年開催している。
今年の参加企業は綾部市内に本社や事業所などがある20社で、昨年より1社減った。すべての企業が人材を募集しており、各ブースでは人事担当者などが面接や会社説明を求める来場者の対応に当たっていた。
来場者は135人で昨年より33人減少した。しかし、訪れた学生の数は昨年と同数の60人で、中途採用よりも新規学卒者の就職が厳しくなっている現状がうかがえる。
市商工観光課によると、来場者は減ったものの、例年に比べて出足が好調で、特にフェアが始まった午後1時頃はリクルートスーツを着た学生の姿が目立ったという。
理系の新卒者を若干名募っている参加企業の担当者は「会社説明を求めに来る学生が少ないが、文系の事務職を募集している企業には多くの人が訪れているようだ」と話しており、職種によっては求人があるものの、学生の希望と合わないミスマッチの現状も散見されるようだ。