交通安全リーダー育成へ「いきいき運転講座」開催
市安全・安心のまちづくり推進協
「夏の交通事故防止府民運動」(7月21日~8月20日)の活動の一環として市安全・安心のまちづくり推進協議会(会長=山崎善也市長)は18日、並松町の市民センター多目的ホールで「いきいき運転講座」と題した交通安全教室を開いた。
同運動期間中、綾部市内では例年、味方町の国道27号を通行する車のドライバーに冷たいお茶をふるまう活動に取り組んできた。しかし、この冷茶接待は天候によって延期や中止にせざるを得ないこともあった。
今年は市内で交通事故によって3人が亡くなっている現状も踏まえ、冷茶接待をやめて市民の交通安全力の向上につながる「交通安全リーダー」を育成する事業に変更した。
講座には同協議会に加盟する団体の代表や綾部交通安全協会の役員、一般市民ら合わせて約60人が参加。開会あいさつで山崎市長は「今日、学ばれたことを地域や職場などで広めてほしい」と述べたあと、昨年までの冷茶接待に参加してきたガールスカウト府支部第38団に感謝状が贈られた。
参加者たちは交通安全と危険予知に必要な注意力を鍛える「交通脳トレ」に挑戦したほか、8つのグループに分かれて信号機のない交差点を安全に通過するための方法などについての話し合いも行われた。