セーリングのコンサートも
「あやべ盆踊り大会」盛り上がる
第36回「あやべ盆踊り大会」(同大会実行委員会主催)が16日夜、西町アイタウン1、2番街で開催された。市制施行60周年を記念して今年は、綾部出身の能勢直子さんがメンバーの一員である歌謡ロックバンド「セーリング」のコンサートが繰り広げられた。
「ナオ」こと能勢さんがドラムを担当しているセーリングのコンサートは、午後6時半過ぎにFMいかるのそばに特設したステージで開演した。
今年、箕面市から「歌謡ロック大使」の称号を受けたセーリングは、オリジナル曲で同市をテーマにした曲「飛び出せGoJump!!」や沢田研二さんの「勝手にしやがれ」などを演奏した。
能勢さんは激しいロックの曲になると、髪を振り乱しながらダイナミックにドラムをたたき、古里の人たちを魅了した。
セーリングのコンサートの終了後、盆踊り大会が始まり、20連、約470人が参加した。浴衣や揃(そろ)いの法被、Tシャツを着た人たちは櫓(やぐら)を囲んで大きな輪になり、綾部音頭に合わせて踊りを楽しんだ。
今年は連の表彰に加え初めて個人表彰も設けられ、踊りの良さが目立った吉田優彦さんに審査員特別賞が贈られた。