綾部などで職場体験
府立工業高の2年生ら
府立工業高校(福知山市石原、井上泰夫校長)の2年生179人は9日までの5日間、綾部や福知山などにある企業で就業体験した。うち衣川拓人君(17)と中井秀征君(16)の2人は、位田町の綾部機工製作所(村上良治社長)で機械の組み立てを手伝った。
2人は6日、製品にラベルを張る機械の製造工程に加わり、同社の社員から指導を受けながら、機械の外観にカバーをボルトでしっかり取り付ける作業に当たった。
同校の機械プランニング科に在籍し、将来は製造業の仕事に就きたいという衣川君は「学校で学んだことを生かせる部分があった」と学習を深めた様子。
情報システム科でコンピューターのプログラミングを学んでいる中井君は、「授業ではやらないことを体験できて楽しい」と話していた。