2010.7.9pickup01

「政策」「人柄」重視

一票投じる基準は?

本社とFMが共同世論調査

共同世論調査

共同世論調査

 市会議員選挙で市民が一票を投じる候補者を決める基準として、「政策」が最も多く、次いで「人柄」であることが、あやべ市民新聞社とエフエムあやべが共同で行った世論調査の結果で分かった。

 調査は、綾部市の選挙人登録者名簿から有権者の100分の1に当たる309人を無作為抽出し、アンケート用紙を郵送。5月末までに回答を得た。回答者数は172人で、回答率は56・6%。

 市議選に関する設問の内容は、「今年8月に綾部市の市議会議員選挙がありますが、あなたは(今の時点で)何を大事にして意中の候補を決めたいと思っていますか?」。

 回答として、「地縁・血縁」「政策」「人柄」「実績」「支持政党」「選挙カーでの街宣活動」「個人演説会」「電話による投票依頼」―の9項目の中から選択(複数回答も可)してもらった。

 集計の結果、80人と最も多かったのが「政策」で、全体の46・5%を占めた。次いで「人柄」と答えた人が41・9%に当たる72人いた。また、複数回答で「政策」と「人柄」の両方を重視している人が30人いた。

 このほかの回答で、「実績」と答えたのは38人(22・1%)、「支持政党」が23人(13・4%)、「地縁・血縁」が14人(8・1%)「個人演説会」が8人(4・7%)という順になった。

 回答数が少なかった項目は、「選挙カーでの街宣活動」(3人、1・7%)、「電話による投票依頼」(2人、1・2%)。いずれも選挙期間中、選挙運動として頻繁に行われているが、実際に投票行動につなげている有権者は少ないようだ。

 一方、9項目以外のその他の回答として、「選挙運動をしない候補者に入れる」「市議選には興味がない」「選挙戦が始まってから考える」という記載もあった。

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