グンゼ博物苑に「市民バラ園」
市制施行60周年市民会議
オープンは10月の予定
市制施行60周年市民会議(平野正明議長)はこのほど、青野町のグンゼ博物苑の敷地内に整備する「市民バラ園」の模型を公開した。バラ園は8月ごろから工事に入り、10月のオープンを目指す。
バラ園は同会議内の市民バラ園整備実行委員会(由良龍文委員長)が、グンゼから約2千平方メートルの敷地を借りて整備する。
同博物苑の入り口近くからバラのトンネルを設け、トンネルを抜けてバラ園にアプローチする設計になっている。バラ園自体は、世界連邦のマークとグンゼの社章をモチーフにした二重円に十文字の形となる計画。
バラは約1千本植える予定で、バラ園の中心部には世界連邦のマークとともに、綾部にもゆかりの深い「アンネのバラ」を植えるという。
外側の円の直径は34メートルで、円内に入れるように遊歩道を設けるほか、アーチなども設置する計画。
バラの苗やアーチなどの事業費は、企業や個人の協賛金によって賄う。同実行委員会は近く協賛者や協賛企業の募集を始めることにしている。