3年ぶり全国大会出場へ
社会人野球チーム「綾部スーパースター」
40歳以上の社会人軟式野球チーム「綾部スーパースター」(大槻進代表、家元優監督)が、9月に三重県内で開催される全国大会の「日本スポーツマスターズ」(日本体協など主催)に3年ぶりの出場を決めた。
5月初旬に13チームが出場して行われた府予選で、綾部は1回戦から決勝まで4日間の連戦を制して優勝。7月4日に宇治市の山城総合運動公園で開かれた近畿予選会に府代表で挑んだ。
近畿予選会には2府4県の代表6チームが出場。近畿ブロックから本大会への出場枠は3チームで、各チームとも1試合を行い、勝利すれば出場権が得られる。
綾部は奈良県代表の「スウォーンクラブ」と対戦。綾部は1回に2点を先制したものの、6回に追いつかれ、接戦の末、最終的に5―4で逃げ切り、勝利を収めた。家元監督は「序盤は優位にゲームを進めたが、追加点がなく、終盤はしんどい思いをした」と試合を振り返る。
綾部は平成17年の日本スポーツマスターズに出場し、準優勝した戦績を持つが、チームの登録メンバーは、その時とほぼ同じ。しかし、マスターズには年々、全国各地の実力チームが出場するようになっている。
家元監督は「まだ対戦相手が決まっていないが、まず初戦突破が目標で、一つでも多く勝ち進みたい。これから強化試合もこなしながら、本大会にはベストコンディションで臨みたい」と話している。
監督を除く綾部スーパースターの登録メンバーは次のみなさん。
主将=刀禰一夫▽投手=前田義則、岸本昭彦、塩見勝則、浦野一幸、入江秀人▽捕手=高山晃彰、長島栄作、安藤政夫▽内野手=塩尻雄二、佐々木一路、布川貴英、大槻宏徳、永井明人▽外野手=川島靖雄、井上浩豪、川崎邦宏、杉本和浩、尾橋英憲