「きゅうり封じ」控え境内清掃
味方町の宝住寺で檀家の人ら
7月8日に催す「きゅうり封じ薬師大祭」の前に境内をきれいにしよう―と味方町の臨済宗宝住寺(河野義方住職)で27日、檀家の人たちが清掃作業に取り組んだ。
作業には同寺の青壮年会「宝樹会」(井田稔会長)と女性部(西村すみゑ会長)の会員ら合わせて約120が参加。参道や境内、羅漢像が並ぶ庭園などで草引きや庭木の手入れに励んだ。
筆頭総代の四方正己さん(74)=味方町=は「これで今年も気持ち良く、参拝者を迎えることができる」と、にこやかだった。
大祭当日は、薬師如来の神通力によって災いをキュウリの中に封じ込める秘法という「きゅうり封じ」祈祷が、午前8時半から午後3時まで受け付けられる。祈祷料は3千円。
参拝者には薬師そばと抹茶の無料接待がある。当日は、JR綾部駅南口と同寺を往復する無料バスも随時運行される。