綾部―園部間開通100周年
JR綾部駅に横断幕を掲示
今年8月25日でJR山陰本線の綾部駅と園部駅間が開通100周年を迎えることから、市鉄道利用促進事業実行委員会(西村之宏委員長)は記念の横断幕を2枚作って25日、JR綾部駅(宿院匠士駅長)の構内に掲げた。
横断幕はサイズが異なり、大きい方は縦約65センチ、横約3・5メートルで、「祝 綾部~園部間開通100周年記念」と書かれている。製作費は2枚で3万5千円。
横断幕は切符売り場の外壁と改札口付近の壁に取り付けられた。綾部駅は現在、一日平均約2千人が利用しているという。
西村委員長は、綾部駅-園部駅間が開通した明治43年8月25日付の記念スタンプが押された古い絵はがきを大切に保管している。
1世紀にわたって市民らの生活に役立ってきた鉄道の恩恵をかみしめながら、「鉄道利用の促進を図るとともに観光客の確保にもつなげたい」と話している。