大きな混乱はなし
無料化の舞鶴若狭道
国土交通省による社会実験として28日の午前0時から高速道路の一部無料化が実施された。綾部市内を通る高速道路では舞鶴若狭自動車道が全線無料化の対象となっており、同日には通常より多い通行料となったが、大きな混乱はなかった。
有岡町にある舞鶴若狭道の綾部IC(インターチェンジ)では「無料化社会実験実施中」と書かれた看板が設置され、多くの車がその脇にある料金所で通行証を受け取るなどしている。
午前11時頃、綾部ICの料金所脇にある駐車場で休憩していた宮津市在住の男性は「月に1回程度、大阪に出かける時に舞鶴若狭道を利用する。一度高速に乗っても途中下車のようにインターを降りて休憩もできるので、無料化はありがたい」と話していた。
国土交通省によると、初日の大飯高浜IC―舞鶴東IC間の交通量は7400台で、先週月曜の21日の3・3倍となっている。