2013.12.23pickup02

特別市民1860人へふるさと産品発送

今年も老富会館で作業

ふるさと産品

息の合った流れ作業で箱詰めをする水源の里・老富のメンバーら(老富町で)

 「あやべ特別市民制度」の登録会員に贈る「ふるさと産品」の梱包・発送作業が20日、老富町の老富会館で行われ、水源の里・老富(西田昌一代表)のメンバー15人や市職員ら合わせて約20人が昨年より250個以上多い1860個の箱詰めなどを行った。 年会費1万円で、年3回の「ふるさと産品」などの特典がある同制度。平成11年の制度スタート以来、年々会員が増えて、今月19日現在で前年より256人多い1860人が登録している。

 今回は、水源の里・老富の「とち餅」「栃の実入りクッキー」、「小畑みそ」(空山グループ)、「ゆずぽんず」(あやべ作業所)、「きゅうり漬」(橋上の里)、「黒豆甘納豆」(中村屋)の6品に、市が制作した市マスコットキャラクター「まゆピー」のストラップも添えた内容。

 特に「栃の実クッキー」は上林小、中学校の子どもらが描いた水源の里・老富のマスコット「しずくちゃん」の絵がパッケージに採用された。

 梱包・発送作業を水源の里・老富に委託するのは4年目。メンバーらは室内に長机を並べると、箱を組み立てて、品物を順に詰めて封をする一連の動きを、息の合った作業で手際よく行った。

 西田代表は「食材偽装が問題となっている中、老富のとち餅は純粋な地元の食材ばかり。ふるさとの品を楽しんでもらいたい」と作業に精を出していた。

 ふるさと産品はこの日のうちに発送され、23日頃までに各会員の元へ届く予定。

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