人権標語の表彰式も
I・Tビルで人権フェスタ
「みんなで創(つく)る人権のまちあやべ」を目指す「あやべ人権フェスタ2013」(市、丹後・中丹人権啓発活動ネットワーク協議会主催)が15日、西町1丁目のI・Tビルで開かれ、多くの来場者が歌や講演会などで人権への理解を深めた。
この日、人権擁護委員の紹介や映画上開会が行われた午前の部に続き、午後の部の開会セレモニーでは市民合唱祭に向け結成された「合唱団あやべ」が府人権啓発イメージソング「世界がひとつの家族のように」を合唱。
さらにこの歌を作詞した鮎川めぐみさんが登場し、歌詞の朗読や自作の紙芝居の披露などを行った。また鮎川さんと親交のあるアコースティックデュオ「ジュスカ・グランペール」も出演した。
また市が今年初めて募集した「人権標語コンクール」の表彰式があり、小学生(低、高学年)、中学生の3部門で入賞した最優秀賞3人、優秀賞6人、佳作15人が舞台に上がり、山崎善也市長から表彰状などを贈られた。
午後の部の後半では、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字などの作品で知られる書家・金澤翔子さんによる書の実演と、金澤さんの母・泰子さんによる「ダウン症の娘と共に生きて」と題した講演が行われた。