65歳以上の70人
体力測定に挑戦
京大大学院生ら協力
65歳以上で要支援、要介護認定を受けていない人たちを対象にした「シニア世代の体力測定会」(市主催)が14日、青野町の市保健福祉センターで催され、約70人が参加して歩行能力をチェックするなどした。
この体力測定会は、高齢者に自身の体力を知ってもらい、運動を始めるきっかけや健康づくりに意識を高めてもらうことが目的。介護やリハビリテーションの研究に励んでいる京都大学大学院医学研究科の学生らが協力した。
参加者たちは筋肉量や骨密度、肺活量を測定。歩行能力のチェックでは、椅子(いす)に座った状態から速やかに立ってそのまま一定距離を歩き、戻ってくるという運動にチャレンジしていた。
70代の女性は「思ったより体が動かんもんや」と感想を話していた。体力測定の結果は後日、参加者に調査票を郵送して伝えられる。