木質ペレットの利点は?
市環境市民会議が講演会
環境子ども作品の表彰式も
市環境市民会議(中村孝行会長)は23日、綾中町のアスパAホールで「環境子ども作品コンクール」の表彰式と講演会を開いた。
同会議が市内の10小学校の4年生を対象に募集した作品コンクールには、いずれも壁新聞にした作品13点の応募があった。模造紙などを使った1枚ものの壁新聞が大半であった中、綾部小4年2組は冊子にした作品を作った。
審査の結果、綾部小4年1組の作品が最優秀賞を受賞。優秀賞には同校4年3組と豊里小、佳作には物部小と綾部小4年2組、東八田小の作品が選ばれた。
表彰式では児童の代表が中村会長から賞状と記念品の図書カードを受けた。この日、アスパA・Bホールに応募作品13点が展示されていた。
講演会では、株式会社「Hibana」代表取締役の松田直子さんが「森林バイオマス『自然エネルギーのある暮らし』」と題して話をした。
松田さんは、間伐材などをチップ状に粉砕し、高温高圧で圧縮形成した「木質ペレット」を燃料に用いるストーブを9年間愛用している。自身の生活を通して、ペレットストーブが環境に優しい点などを解説した。