2010.6.4pickup02

救助訓練を「市長査閲」

11年ぶりに

救助訓練

硫化水素の発生を想定した救助訓練では、消防職員たちは防護服を着用した(味方町で)

 味方町の市消防署グラウンドで2日、新たな救助・救援事案に対応するため、市消防職員たちが昨年度から特別隊を編成して訓練を重ねてきた成果を山崎善也市長らの前で披露した。

 11年ぶりとなるこの日の「市長査閲」では、山崎市長を始め、市幹部職員や市議、各地区の自治会連合会会長、市消防団幹部ら合わせて約40人が訓練を見学した。

 訓練は、川の中州に取り残された人の救出や、事故などで多数の負傷者が同時に生じた場合の対応、硫化(りゅうか)水素の発生などの「NBC災害」への対応といった内容で行われた。うち、NBC災害訓練では新たに市消防署に導入された防護服などの資器材も使用された。

 訓練後の講評で山崎市長は、「日頃の訓練の成果がしっかり示され、心強い思いがした。安心・安全のまちづくりのために、これからも精進してほしい」と述べた。

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