「口蹄疫」予防で規制
家畜舎への一般客の立ち入り
綾部ふれあい牧場
家畜保健衛生所が消毒の徹底を指導
宮崎県で牛の口蹄疫(こうていえき)がまん延し、殺処分が続いているが、これに関連して市は25日から、位田町の綾部ふれあい牧場のミニ家畜舎への一般客の立ち入りを規制した。規制期間は未定。
口蹄疫は偶蹄類(ぐうているい)がかかる伝染病で人が感染することはなく、感染した肉や牛乳を飲んでも人体には影響がない。
しかし、病気がまん延するのを防ぐ意味で、福知山市にある府中丹家畜保健衛生所では、管内の酪農家などの消毒の徹底などを指導している。
ミニ家畜舎への立ち入り規制も同衛生所の指導に関連して実施する。市は22日には、家畜舎の出入り口に消毒槽を設け、家畜の世話をする職員が、外から病原菌を持ちこんだり、持ち出したりしないような措置を講じており、立ち入り制限はこれを更に推し進めた措置。
現在、府内では口蹄疫の発症は確認されていないが、同衛生所では今後も状況を見ながら、予防措置を呼びかけていきたいとしている。