音楽で〝ふれあい力〟アップを
あやべ若者サポートステーション
音楽療法士を招いて若者らの集い
今後も毎月第4月曜に無料開催
ひきこもりやニートの若者の社会的自立に向けた支援活動を行っている川糸町のあやべ若者サポートステーション(略称=あやサポ)は24日、京都市在住の音楽療法士の中澤あすかさん(39)を招き、若者らが音楽を通してコミュニケーションを図った。
元看護師の中澤さんは平成15年から6年半、英国で音楽療法を学び、帰国した昨年10月から府内を中心に音楽療法士として活動している。
この日、あやサポには小学生から30代の人まで6人が集まった。中澤さんはキーボードで流行歌を演奏したり、その歌の歌詞の一部を自分のことに置き換える遊びで交流。
この遊びはコミュニケーション力を高めることにつながるという。参加者たちは自作の歌詞を中澤さんやみんなに披露して、一緒に楽しんだ。
あやサポでは今後、毎月第4月曜に中澤さんを招いて音楽でふれあう場を設ける。ひきこもりの若者や発達障害がある子どもの参加を歓迎している。参加無料。