何これ! 紐? 虫?
実は害虫の卵でした
「枝に白い紐(ひも)が巻きついているのかと思いました」―。井倉町の竹本靖夫さん(69)が育てているハギの枝にこのほど、白色の紐を小さく輪にしたようなものが多数付き、竹本さんは「初めて見るが、虫かな?」と首をひねっている。
竹本さんは70平方メートルほどの休耕田を利用してメダカを飼育したり、アジサイやシロツメグサなど様々な植物を栽培している。その中のハギの1本だけに、奇妙な白い輪が付いていた。触ると硬さもある。
市みどり公社の職員が実物を見て調べたところ、害虫のヒモワタカイガラムシの卵であることが分かった。