豊里町で府道の歩道整備
上林川の河川公園完成へ
府の平成25年度公共事業
府はこのほど、中丹広域振興局管内で実施する平成25年度当初予算にかかわる公共事業(土木、農林水産関係)の個所数と事業費を発表した。24年度の大型補正分を含めていることから土木関係は240カ所、前年度比75・5%増の84億6600万円。農林水産関係も41カ所、82・2%増の21億1千万円でいずれも増加した。
綾部市内の主な道路事業をみると、新規として府道綾部大江宮津線の歩道整備に1千万円を計上。未整備区間の豊里町内で車道拡幅と併せて歩道を設置するもので、今年度は用地測量を行う。計画では延長410㍍区間で全幅10・5㍍の道路にする。
府道綾部大江宮津線の「五差路」の改良工事には3億9800万円。引き続き、物部町で歩道整備や物部大橋(下部工、上部工)の改築工事を進める。
河川・砂防事業では昨年度から、十倉向町の上林川河川敷で事業着手した河川公園整備に約3千万円を組んだ。付帯施設などの工事を行い、今年度で完成させる。
がけ崩れ対策の工事を井根町で取り組むため、新規で1千万円を計上した。今年度は測量などを進める。
農林水産関係では、光野町で着手する治山ダム整備に新規で5200万円。3カ年事業で取り組むもので、森林整備も行う。