2013.07.03pickup02

「つるつるして気持ちいい」

吉美小 新プールで授業

吉美小学校に新しいプールが造られ、1日にプール開き。水泳の授業で元気に水しぶきを上げた。

新しいプールで水泳の授業を受ける2年生たち(有岡町で)

 昨年、敷地内に新しいプールが造られた有岡町の吉美小学校(井上隆史校長)で1日、今年度のプール開きが行われ、水泳の授業に取り組んだ児童たちは元気いっぱいに水しぶきを上げた。

 同校では昨年度まで水泳の授業は、学校から1㌔ほど離れた吉美保育園のそばにある学校プールを使っていた。旧プールは移動に不便であるうえ、老朽化していたため、市が校庭の一角に約7500万円をかけて新プールを建設した。

 新しいプールが完成したのは8月末だったため、新プールでの本格的な授業は今年度から。児童たちは傷みのないプールで水泳の授業を受けられるようになった。

 6月中旬にプール掃除に取り組んだ5、6年生たちは、きれいなプールを大切に取り扱った。プールの中をデッキブラシで磨くと傷が付くため、スポンジで汚れを落としたあと、乾いたぞうきんで底面をふいたそうだ。

 水泳の授業で、深さ50㌢の低学年用プールに入った2年生たちは、「ばた足」で泳いだり、水中で「宝拾い」にチャレンジするなどして、水の感触を楽しんだ。

 5年生たちも高学年用プール(深さ1㍍)で水に慣れることを主にした内容の授業に取り組んだ。女子児童の中には「新しいプールはつるつるして気持ちいい」と話す子もいた。

 同校では8月31日には「きみっこ応援団」が主催する「元気まつり」でプールを地域住民に開放することにしている。

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