梅干し作りを体験
東綾中1年生 和木町で
東綾中学校(東山町、井上憲正校長)の1年生15人が12日、和木町を訪れ、同町の特産品となっている梅干し作りを体験した。
和木町で製造された梅干しは、同校の給食にも使用されている。今回、地域学習として1年生たちが梅干し作りと併せて、同町の様子などを学ぶことになった。
この日、生徒たちは手ぼりで採取した小梅を選別し、実を水洗いしたあと、塩をまぶして漬け込むまでの作業に取り組んだ。選別作業では、実の良しあしの判断に悩む子もいた。
実習に加え、住民による講義も。同町農林業振興組合の谷口和紀組合長が梅肉の成分や青梅の毒について解説したほか、和久眞佐代さんが梅干し製造の作業工程を説明した。
生徒からは「梅干し作りの苦労は何ですか」といった質問が出されたほか、梅を使った新商品として「干し梅」の提案もあった。