陳曼麗さん 綾部に嫁ぎ20年
中国の弦楽器「二胡」のプロ奏者
16日に生徒らの発表会
自らも感謝の気持ち込め演奏
入場無料、CDを30人に進呈
中国・西安市出身で綾部に嫁ぎ中国の弦楽器「二胡(にこ)」の奏者として活躍する陳曼麗(日本名・大槻真麗)さんの教室生らの第9回発表会が16日午後2時から、里町の府中丹文化会館で開かれる。今年は綾部に嫁いで20周年に当たるため、支えてくれた人々への感謝の気持ちを込めた演奏会にしたいと多くの市民の来場を呼びかけている。入場無料。
出演するのは綾部、福知山、舞鶴、宮津、亀岡など各市の教室で陳さんから二胡を習うグループや個人で計70人近い男女。年齢は中学1年生から高齢者まで幅広い。生徒の中には今回は出演しないが、89歳の今も元気に二胡を習っている男性も含まれている。
演奏は合計21曲で歌謡曲からクラシックまで多種多様。生徒らの発表のあと、陳曼麗さんが「出会いの素晴らしさ」を表現した曲「相逢」を演奏する。陳さんは「多くの出会いに感謝し、今日まで私を応援して頂いた方々に心を込めて演奏したい」と話している。
今回は、陳さんが演奏した名曲8曲で構成された「ねがい」と題するCDを会場で30人にプレゼントする(申し込み多数の場合は抽選)。
当日は、JR綾部駅南口を午後1時35分発の会場までの無料送迎用のバスが用意されている。