鷹匠らの妙技に大きな拍手
綾部ふれあい牧場で「ハヤブサ祭り」
位田町の綾部ふれあい牧場で10日、「ハヤブサ祭り」が開かれた。狩猟用などに調教されたハヤブサのフライングショーでは、関西一円から集まった鷹匠(たかじょう)らの妙技に来場者から大きな拍手が送られた。
このイベントは、同牧場内で「ふれあい食堂」を経営する由良修一さんと、鷹などの猛禽類(もうきんるい)を使って狩猟をしている福知山市夜久野町の衣川正幸さんが企画した。
朝からの雨でフライングショーが心配されたが、開催時間までには雨もやみ、予定通り行われた。
衣川さんらが紐(ひも)に付けた疑似餌と笛の合図で、上空に放ったハヤブサの高度や飛行エリアを見事に操り、市内外からの来場者たちは写真撮影に必死だった。
ショーの前には、衣川さんがタカなどを手に乗せて披露すると、その場は臨時の撮影会に。このほか、会場内ではイベントを後援した「NPO法人・ファルコンセラピー」によるグッズ販売などもあり、家族連れらが楽しんだ。