2013.01.30pickup01

人材こそ地域の宝!

奥上林で地域づくり講演会

奥上林講演

桂准教授の話に耳を傾ける住民ら(睦寄町で)

 京都府立大学の桂明宏准教授を講師に招いて「集落再生の道を探る」と題した講演会が27日、睦寄町のあやべ青少年山の家・研修館で開かれ、奥上林地区の住民ら約60人が耳を傾けた。

 地域の抱える課題と打開策をお互いに学び、新たな村おこしにつなげる場にしようと、奥上林地域振興協議会(橋本正己会長)と水源の里連絡協議会(酒井聖義会長)が主催した。

 農業経済学、農業・農村政策論が専門の桂准教授は講演で、「地域づくりの本来の目的は、ここに住んでよかったなあと、みんなが思える地域にすること。地域の絆(きずな)を取り戻すことではないか」とした。

 その上で、「やっぱり人。人材こそ地域の宝。そして、わが地域がよくなってほしいという気持ち。気持ちは伝染します。それが重要です」などと持論を展開した。

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