小学生たちが綾高を〝探検〟
中筋小6年生 キャリア教育で
授業の見学やパソコン体験も
綾高って、どんな所? 中筋小学校(大島町、福井圭介校長)の6年生たちが29日、岡町の綾部高校(福井真介校長)の本校を訪れ、授業の様子などを見学しながら、高校生活の一端に触れた。
中筋小ではキャリア教育の一環で高校について知ろうと、校区内にある綾高を訪問することになった。綾高の本校では中学生を対象にした入学説明会などを行っているが、小学生の〝視察〟は今回初めて。
小学生たちは陸上大会などで同校のグラウンドに来たことがあるが、校舎の中に入るのは「初めて」という子がほとんどだった。
最初に視聴覚教室で深田聡副校長が「綾高は府北部で一番大きい高校。今日は学校のいろいろな所も見てほしい」とあいさつ。高校生活の概要について話を聴いたあと、第1体育館へ移動した小学生たちの前で普通科Ⅲ類(体育系)の2年生たちが太鼓演奏を披露した。
引き続き、小学生たちは4班に分かれ、校舎内を〝探検〟。スタインベルグ社製のピアノがある音楽室での音楽の授業や、第2体育館でのバスケットボールの体育の授業を見学したほか、図書室で本を読んだり、コンピューター室でパソコン操作も体験した。