不動明王大祭で「大護摩供奉修」
寺町の真言宗正暦寺
先着500人に初の福引も
寺町の真言宗正暦寺(玉川正信住職)で28日、恒例の「那智山不動明王大祭」が営まれ、大護摩供奉修で参拝者の所願成就や交通安全などが祈願された。
この日午前中は時折、小雪が舞う中、同寺には三々五々参拝者が訪れた。本堂では「四国八十八カ所霊場お砂踏み法会」が催され、霊場寺の砂袋を踏んで「無病息災」や「家内安全」などを願う人たちの姿も見られた。
境内では檀家の婦人会の人たちが「大根炊き」の接待。参拝者たちはあつあつのダイコンを味わって体を温めていた。
今年は初めて催された福引では、高野山真言宗管長親筆の書(特等)や食事券といった「福」が用意されていた。