あやべ市民新聞社福祉基金
例年より少額ですが…
今年度もボランティア団体支援
綾部の障害者福祉や高齢者福祉、児童福祉など地域福祉の向上を目指して地道に活動しているボランティアグループ(団体)を支援するため設けた「あやべ市民新聞社福祉基金」の平成24年度の助成金の申し込みを10日から受け付けます。
助成金の使い道は原則としてボランティアグループ(団体)の活動で使う備品や消耗品などの購入に限られます。
平成8年に開設された同基金からは、過去16年間に45団体(サークル)に対して延べ112回、総額で782万3775円が助成金として贈られました。
例年、同基金には市民や企業、団体から多くの浄財が寄せられています。ところが昨年3月11日に東日本大震災が起こったことにより、市民の善意の大半が「大震災義援金」として寄せられました。
一方で、「綾部の福祉向上」に役立てられる本来の同基金は12月10日現在の残高が38万2087円と、前年に引き続き例年よりも少額となっています。
このため同基金運営委員会では、例年通り事業を実施するものの「応募件数によっては1件当たりの助成金額を大幅減額する可能性がありますのでご了解下さい」としている。
助成を希望するグループ(団体)は①名称②代表者の氏名、住所、年齢、電話番号③24年度の活動報告書(写真添付)④25年度の活動計画案⑤助成の希望額と使途を書いて、〒623―0046綾部市大島町沓田4―3、あやべ市民新聞社「福祉基金」係まで。
申し込みの締め切りは来年1月10日(本社必着のこと)。そのあと、社外の有識者を入れた同基金運営委員会で審査を行い、その結果を1月中に本紙紙面で発表し、2月上旬に助成金を贈ります。詳しくは本社(電話42・1125)まで。