平和塔前で初の「祈願祭」
綾部地区自治連 「平和の日」も設定
綾部地区自治会連合会(安積將明会長)は3日、味方町の紫水ケ丘公園にある平和塔の前で「平和祈願祭」を初めて行い、同自治会連合会に加盟する41自治会の会長らが世界平和を祈った。
同自治会連合会は、平和塔や平和の鐘などを再認識する取り組みとして今回、38年前に市民憲章が制定された11月3日を「平和の日」に設定。祈願祭は、「市の「いきいき地域づくり事業」を活用して行った。
この日は、最初に安積会長が「先人たちが築かれてきた平和への熱き思いを次の世代に引き継ぎ、心豊かで平和な社会を実現していくことが私たちに課せられた使命である。真に平和を祈る人が1人、2人と集い、この祈願祭がこれからも続くことを望む」とあいさつした。
続いて、導師を務めた宝住寺の河野義方住職が平和塔の前で般若心経を唱える中、自治会長らが世界平和を祈って焼香した。このあと河野住職の法話があり、市市民憲章推進協議会の今村博樹会長があいさつを述べて終了した。