2012.10.15pickup02

今後も有意な人材輩出を

府立工業高校が「創立50周年」式典

府立工業高校

盛大に開かれた府立工業高校の創立50周年記念式典(福知山市石原で)

府立工業高校(田中邦明校長)の「創立50周年記念式典」が12日、福知山市石原の同校第一体育館で盛大に開かれた。在校生やOBらは半世紀という大きな節目を祝うとともに、今後の更なる発展を願った。

式典には在校生537人を含む約800人が出席。式辞で田中校長は「先輩たちが受け継いできた本校の歴史と伝統をしっかり受け止め、我が国の産業の若き担い手となってほしい」と在校生に呼びかけ、「これからも高い理想を追い求め、有意な人材を生み出せるよう教職員一同、一層努力していきたい」と述べた。

続いて、石原高・府立工業同窓会の白波瀬均会長、同校PTAの太田博之会長があいさつし、来賓祝辞と歴代校長ら来賓紹介などがあった。

このあと、生徒会長の野々垣克哉君が「安定して就職・進学ができることは多くの先輩方のおかげであり、私たち在校生も将来、後輩となる人たちに対して、しっかりと道しるべにならないといけない」と喜びの言葉を述べた。最後に前身の石原高校の校歌を斉唱した。

同校は昭和38年4月に石原高校として開校し、平成2年4月に校名変更と併せて学科改編をした。約1万1500人の卒業生は産業界などの各分野で活躍している。

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