10回目 節目のコンサート
府立工業高 マンボウ・ジャズ・バンド
府立工業高校の吹奏楽部「マンボウ・ジャズ・バンド」(中井好輝部長、38人)が7日夜、里町の府中丹文化会館でコンサートを開いた。今年で10回目の節目を迎え、生徒たちはバンドにかかわってきたすべての人に感謝の気持ちを込めて演奏した。
同バンドは日頃、地元を中心に年間30回程度の演奏をこなすなど精力的に活動している。8月には、神戸市で開催された「ジャパン・スチューデント・ジャズ・フェスティバル」で8年連続入賞を果たした。
コンサートは3部構成で、1部では「星に願いを」など5曲を披露した。2部は福知山市出身のトランペット奏者、田中充さんがカルテットでゲスト出演し、3部では田中さんらと「福知山音頭」などを演奏した。3年生にとってこの日が最後のステージとなり、演奏を終えると会場からは温かい拍手が送られた。
一方、12日には福知山市石原の同校体育館で午前10時から、創立50周年記念式典が行われる。記念コンサートもあり、同バンドはサックス奏者のMALTA(マルタ)と共演する予定になっている。