2012.08.24pickup01

「みちびき地蔵」再建に協力

綾中町で花ノ木地蔵尊大祭

花ノ木地蔵

参拝に訪れた地元の子どもら(綾中町で)

結婚や安産、病気快癒、進学などの祈願で知られる綾中町の花ノ木地蔵尊で23日、花ノ木地蔵菩薩奉賛会(梅原正弘会長)が主催する大祭が営まれ、地元住民ら多くの人が参拝に訪れた。

同地蔵尊は、江戸時代中期の享保10年(1725)に建立されたとされる。今年、同会は「困った時はお互い様。お地蔵さん同士で助け合えたら」との思いから、大津波で流失した宮城県気仙沼市大島の「みちびき地蔵」の地蔵堂再建に協力しようと、賽銭の一部を寄付することにしている。

この日は、法要に続いて御詠歌が奉詠されたあと、地元の小学生らが参拝に訪れた。福引きや金魚すくいを楽しむ子どもたちで地蔵尊の近くはにぎやかになった。

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