世界平和、震災復興祈願
亀岡で大本開教120年祝う祭典
明治25年(1892)2月3日に綾部で開教した大本の開教120年を祝う「世界平和の祈り祭典」が30日、亀岡市荒塚町の宗教法人大本の天恩郷「万祥殿」で執り行われ、世界平和と併せて東日本大震災の鎮静と復興を祈願した。
祭典には亀岡市の栗山正隆市長と綾部市の山崎善也市長を始め、亀岡市に関係する国会議員代理の秘書や両市選出の府会議員、市会議長、商工会議所や自治会といった各種団体の代表など55人の来賓や近隣からの信者ら200人余りが参列。
世界平和と東日本大震災鎮魂復興を祈願する祝詞が奏上されたあと、出口紅・5代教主や大本幹部らに続いて栗山、山崎両市長ら来賓が次々と玉串を奉奠(ほうてん)した。
祭典のあと参列者らは、万祥殿の前庭で記念撮影。さらに開教120年記念事業として昨年末に完成した神教殿と「みろく会館」の「ギャラリーおほもと」を見学したあと、祝賀会で和やかに歓談した。