通学路の交通安全対策を
安全・安心のまちづくり推進協が総会
市安全・安心のまちづくり推進協議会(会長=山崎善也市長)は23日夜、西町1丁目のI・Tビルで平成24年度総会を開き、平成23年度の事業報告や新年度の事業計画案などを承認した。
初めにあいさつした山崎市長は、綾部市内における昨年の刑法犯罪認知件数や交通事故の発生件数が一昨年より減ったことを報告。今年4月に入って京都市や亀岡市で相次いで発生した交通事故にも触れながら、「通学路における危険個所の確認を行うなど、市を挙げて交通安全対策に取り組んでいる。一定の予算案を6月市会に上程する予定だ」と述べた。
議事のあとの研修会では、東京未来大学の出口保行教授が講演。この中で出口教授は「犯罪者が心理的に嫌がる『攻めの防犯』が大切だ」とし、地域住民によるパトロールや啓発活動などの重要性を説いた。