不法投棄パトロール
中丹東地域機動班が黒石峠で
21~30日は「防止旬間」
府は、21日から30日(ごみゼロの日)までを「不法投棄等防止旬間」と定めている。不法投棄防止に向けた取り組みを強化している25日には、府中丹広域振興局や綾部署などで構成する「中丹東地域機動班」が綾部と舞鶴両市で現地パトロールを行った。
綾部市内では、府道上杉和知線が通る黒石峠(十倉名畑町)を職員ら約20人がパトロールした。同府道の一部区間にある廃道わきには、不法投棄が約10年前から発生。2年前には、家庭ごみを捨てた女性が廃棄物処理法違反の疑いで書類送検された。
昨年度には、府中丹東土木事務所が廃道の進入口に車止めを設置。この日のパトロールでは、車止めの効果で新たな投棄がないことを確認した。中丹管内の対象地点では365日態勢で監視員が巡回している。
府では、専用ダイヤル(電話0120・530995=府北部)を設置し、不法投棄に関する情報提供を求めている。