2012.05.07pickup01

大本開教120年 盛大に慶祝行事

「みろく大祭」と合わせて

「みろく丸」巡行、園遊会、狂言鑑賞会

みろく丸

市街地を巡行した「みろく丸」(本宮町で)

今年、開教120年を迎えた宗教法人大本(出口紅教主)の「みろく大祭」が5日、上野町の長生殿で開かれた。同祭と合わせ、綾部大本協賛会(吉田登会長)は慶祝行事として「みろく丸」などの市街地パレードのほか、本宮町のみろく殿で狂言鑑賞会を開催した。

七福神の衣装と面を着けた地区連長7人が乗船した「みろく丸」を始め、綾ノ本鼓笛隊や市太鼓連合会など総勢約150人によるパレードの一行は、青野町のグンゼ駐車場を正午に出発。

肌寒かった前日の4日とは打って変わり、真夏を感じさせるような暑さの中、一行は西町アイタウンや大本通りを進み、午後1時前に多くの信者らが集まった長生殿前広場に到着した。

吉田会長と大本の鹿子木旦夫・綾部祭祀センター長のあいさつのあと、パレードに参加した綾部踊り保存会と菊宣会の会員たちが綾部踊りを披露した。

引き続き、みろく殿前広場で行われた「慶祝園遊会」では樽酒の鏡開きのあと、山崎善也市長の発声で乾杯した。園遊会会場には、「うまいもの市」と題し、うどんやそば、柿の葉寿司(ずし)などの模擬店も並んだ。

また、特設舞台が設けられたみろく殿では、「茂山千五郎家狂言鑑賞会」が催された。初めに茂山千三郎さんが狂言と能の違いなどについて解説したあと、「末広かり」や「寝音曲」などが上演され、会場いっぱいに詰めかけた市民や信者らを楽しませた。

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