吉美が高齢者交通事故防止のモデル地区に
発足式行い、パトロールも
高齢者に交通事故の危険個所を知ってもらい、交通安全の意識を高めてもらおう―と、綾部署は「春の全国交通安全運動」期間中の13日、吉美地区老人クラブ連合会(大道俊樹会長)の会員らを対象に「高齢者交通事故防止パトロール」を実施した。
吉美地区は今年度、綾部署から「高齢者交通事故防止モデル地区」の指定を受けた。パトロールには老人クラブ会員以外にも住民ら56人が参加した。
里町の清山荘からバスで出発した参加者たちは、昨年秋に死亡事故が発生した位田町の事故現場など4カ所を巡り、綾部署員から事故の特徴や、どのように注意すればよいかなどを聴いた。
パトロールのあと、清山荘で「高齢者交通事故防止モデル地区」の発足式に続き、府警音楽隊の演奏も行われた。