17日に最後の「三土市」
出店数は過去最多の100店余り
終了後には交流会も
平成22年4月から毎月第3土曜に志賀郷町の志賀郷公民館裏にある作業場一帯で開かれてきた「志賀郷田舎手作り三土市」(三土市実行委員会主催)は、17日で最後となる。市外からも多くの来場や出店があり、綾部の人気イベントになっている三土市の終了を惜しむ声も聞かれる。最終回は過去最多の100店余りが出店するほか、イベントの終了後に交流会も催される。
これまでの三土市の平均出店数は70店、来場者数は1500人。京阪神地域からの出店者も3分の1を占める。人気の衰えはなく、17日に出店予定者の中には初参加も20組ほどあるという。
実行委(井上吉夫委員長)は今回、志賀郷公民館の玄関前や近所の住民の私有地も借り受けて出店スペースを広げる。駐車場も新たに志賀小学校の敷地内を使う。
三土市の開会は午前9時。加工食品や雑貨、ハンドメードの工芸品、地元の特産品などの店が並ぶほか、志賀郷公民館多目的ホールでは和太鼓グループ「しだら」のステージ、屋外では音楽の生演奏や高校生によるマジックなどがある。午後4時の終了後は作業場で交流会。出店者や来場者らが歓談を楽しめる内容になっている。
最後の三土市について井上委員長と実行委員の安喰健一さんは、「事故が起きないよう細心の注意をはらって運営に努め、みなさんに楽しんで頂けるものにしたい」と話している。