2012.02.15pickup02

剪定をバラ園で実習

綾部バラ会の教室に70人参加

綾部バラ会

小馬さん(左端)の話に聴き入る参加者たち=青野町で

青野町のグンゼ博物苑内の「綾部バラ園」で11日、バラの剪定(せんてい)教室が開かれ、参加者たちは園内に植えられている約1千本のバラを実際に剪定しながら、管理方法などを学んだ。

バラ栽培では春に大きく良好な花を咲かせるために、1~2月に良い芽を残しながら、茎の高さを秋の半分から3分の1に切りつめる剪定が不可欠となっている。

綾部バラ会(由良龍文会長)は、同園の管理作業を手伝っているボランティア(約140人)の研修も兼ねた剪定教室を今月4日に計画。しかし、2日に降り続いた雪によって園内に積雪があるため、教室の開催日を1週間後に順延した。

この日の教室には同会のスタッフやボランティア、一般市民ら合わせて約70人が参加。まず集蔵での講習では、南丹市の美山町自然文化村バラ園主任の小馬あゆみさんが「大輪一輪咲き」(ハイブリッドティローズ)や「中輪房咲き」(フロリバンダローズ)などの種類別の基本的な剪定方法について話をした。

このあと、園内での実習で参加者たちは剪定に励んだほか、元肥を入れる作業にも取り組んだ。

タイトルとURLをコピーしました