2010.4.5pickup02

子どもと高齢者の事故防止を

6日から春の全国交通安全運動

交通安全フェス

交通安全フェスには小さな子どもの姿も見られた

 6日から15日まで、春の全国交通安全運動が一斉に繰り広げられる。府のスローガンは「さわやかに笑顔でゆずる京の道」、綾部市のスローガンは「あやべでは お先にどうぞゆずりあい」。ともに子どもと高齢者の交通事故防止などを重点目標に運動が展開される。

 これに先立って市内では4日、宮代町のJA京都にのくに本店駐車場や市林業センターで「交通安全フェスティバルin綾部」(綾部署、綾部交通安全協会主催)が開かれた。

 同フェスティバルでは交通安全協会女性部による寸劇「みんなで交通安全!」が上演されたほか、優良運転者の表彰、白バイのデモンストレーション、「交通安全○×クイズ」などが行われた。

 昨年の綾部市内の交通事故発生件数は150件で、前年比で37件増えている。負傷者数は191人で49人増。死亡事故は1件で横ばい。

 負傷者191人を年齢別にみると、最も多いのは65歳以上の46人で、前年比18人増、60歳~64歳も18人となっており、60歳以上の高齢者が全体の3分の1を占めている。これらのことから、綾部署では高齢者に向けた交通安全の啓発に、より力を入れたい考え。

 期間中、同協会や市安全・安心のまちづくり推進協議会などでは、6日にJR綾部駅前や栗町交差点などで早朝シートベルト着用推進街頭啓発をするほか、市内各所でチャイルドシート着用の街頭啓発、13日に高齢者を対象にした自動車安全運転教室などを行うことにしている。

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