綾部の景気回復など祈願
「初えびす大祭」にぎわう
綾部恵比須神社奉賛会(由良源太郎会長)主催の「あやべ初えびす大祭」(綾部商工会議所後援)が9、10の両日、並松町の綾部恵比須神社で盛大に開催された。
「宵えびす」の9日は宝船の市街地巡行があり、市太鼓連合会(芦田正巳会長)の役員らが七福神に扮して乗船。小雨が降る中、駅前通や花ノ木商店街などを巡り、市民らに「福」を振りまいた。巡行の途中、七福神たちは西町1丁目に祭られている綾部稲荷社に参拝した。
恵比須神社では5人の福娘たちが熊手や福箕などの縁起物を販売したり、並松商工会による甘酒の接待、縁起の良い置物が当たる福引もあった。
福娘によると9日は、各種縁起物の中で2千円から3千円までのものを買い求める人が多かったという。境内に今年初めて設置された七福神の「顔出し看板」は、子どもらの人気を集めていた。
「本えびす」の10日は午前10時から神事が営まれた。山崎善也市長や四方源太郎府議を始め、市内の商工業関係者や各種団体、近隣自治会の代表らが参列し、綾部の景気回復などを祈願した。