110番は緊急時のみに!
綾部署と府警通信指令課が
綾部で初のキャンペーン
綾部市内で110番通報すると、綾部の警察署ではなく、京都市内の府警本部につながります―。西町1丁目のI・Tビルで10日、「110番の日」キャンペーンが初めて行われ、110番通報する際の注意点などが呼びかけられた。
綾部署は毎年1月10日に「110番の日」の啓発活動をスーパー前などで行っているが、今年は府警本部通信指令課とともに活動の内容を強化。京都府警のシンボルマスコット「ポリスまろん」の着ぐるみも来綾した。
初めに山根孝明・綾部署長が平成13年から110番通報を府警本部で一括して受け付けるようになったことについて説明しながら、「110番は、事件や事故が発生した時に警察へ緊急連絡するためのもの。相談事などには使わないでほしい」と述べた。
来賓の山崎善也市長の祝辞に続き、綾部署交通課署員と綾部交通安全協会女性部員による交通安全教室が行われた。学生防犯ボランティア「ロックモンキーズ」が寸劇を通して振り込め詐欺の被害防止を訴えたほか、警察官のボランティアバンドによるコンサートも行われた。