四方ハツ子さんらの秀作30点
「和展」綾部巡回展
本社後援 23~25日にグンゼ集蔵で
青野町のグンゼ博物苑・集蔵で23日から25日までの3日間、第19回「和展 綾部巡回展」(日本和紙ちぎり絵協会主催、あやべ市民新聞社など後援)が開かれる。和紙ちぎり絵の草分けである「しゅんこう」(本部・神戸市)の認定講師、四方ハツ子さん=上野町=らの秀作30点が展示される。
この巡回展は主に県庁所在地を回っているが、今回のように地方の小都市で開催されるのは極めて異例。同協会の特待会員でもある四方さんは約30年間、和紙ちぎり絵の普及に精力的に努め、その貢献度の高さから綾部での開催となった。
会場には、昨春の全国公募展「和展」の入賞作品を中心に、四方さんの作品は4点が展示される。構想から約3年をかけて完成させた色鮮やかな「古都秋麗」や、グンゼ記念館を描いた「癒しの広場」など思い入れの作品が並ぶ。
開催時間は午前10時から午後5時(最終日は午後3時)まで。入場無料。