綾部から20人が出席
大分県佐伯市で「全国水源の里シンポ」
第5回「全国水源の里シンポジウム」(同シンポジウム実行委員会など主催)がこのほど、大分県佐伯市で開催された。綾部市からは、全国水源の里連絡協議会の副会長である山崎善也市長ら20人が出席。会場では「水源林の保全」について議論した。
シンポジウムには、同協議会に加盟する行政関係者ら約300人が出席。東京財団の吉原祥子さんによる基調講演では、世界的な資源争奪戦の中、外資による日本国内の山林売買が増加していることを指摘。「国レベルで土地の売買と利用にかかる制度整備を進めることが急務だ」と提言した。
このあと、大分県内の森林組合関係者らがパネリストとして参加したパネルディスカッションがあり、最後に大会アピールを採択した。翌日は、国産材を扱う製材工場などを視察した。また、同協議会は総会で来年のシンポを岐阜県白川町で開催することを決めた。